- 工法採用の経緯
- 今回の埋設管計画は、管径:φ150mm、管種:FSSP管(鋼帯入波付管)、2条をボックスカルバートと道路擁壁の下部(伏越し)に非開削工法にて埋設施工するものです。HDD工法は、推進工法に必要な立坑工及び薬液注入工が不要で、工程を削減でき工期を大幅に短縮できる。また到達坑側は鉄塔敷地内にある為、作業制限(上空制限)が設けられており、推進工法に必要な立坑(鋼管及び矢板立坑)の設置が困難で、簡易立坑から発進・到達が可能なHDD工法が採用されました。ボックスカルバート下部の地盤改良部の先行削孔には、硬質地盤用ドリルヘッドをご提案し採用に至りました。
- 工法の評価
- HDD工法は、複数の管路を一度で同時に埋設(引込)することが可能です。また縦断線形を弧状形状にすることにより、簡易立坑からの発進・到達が可能で立坑工、補助工法(薬液注入工)、管挿入工等の工程が不要となる為、工程の大幅な短縮と、それに伴うトータルコストの低減が図れました。スピーディーな施工で、近隣への影響(交通渋滞等)を最小限にできた。互層地盤への対応は、硬質地盤用ヘッドを使用することにより地盤改良区間とN値0~1の軟弱地盤(自沈層)を含む複合地盤にも十分対応できた。
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