- 工法採用の経緯
- 今回の埋設計画は、管径:φ200mm、管種:PE管(高密度ポリエチレン管)を県道(旧国道)と市道の交差点下部に非開削工法にて埋設施工するものです。既設埋設物(電線共同溝、中圧ガス管、水道管、下水道管)が非常に多く、従来の推進工法に必要な鋼製立坑を構築するスペースがない状況でした。HDD工法は、非常に簡易な発進坑・到達坑で施工が可能であるため、鋼製立坑を構築できない状況下でも非開削工が可能です。また、誘導式水平ドリルの特性を活かしたS字曲線施工により、既設埋設物を迂回しての施工を計画しました。
- 工法の評価
- 今回の施工では、既設埋設物を迂回するためS字曲線を描いた埋設計画になり、HDD工法(誘導式水平ドリル)の特徴が十分に発揮されました。また、施工中の急な土質の変化(鉱滓層)には、施工中に硬質土用ドリルヘッドに交換し、急な土質変化にも対応できました。HDD工法は、簡易な立坑で施工が可能であり、立坑工、補助工法(薬液注入工)、管挿入工等の工程が不要となる為、工程の大幅な短縮と、それに伴うトータルコストの低減が図れました。スピーディーな施工で、近隣への影響(交通渋滞等)を最小限にでき、安全かつ早期に工事を完成させることができました。
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